JSC療法とは、簡単に言うと〝夜寝ている時の噛み合わせ〟に着目し、噛み合わせを改善することで、健康を回復・維持させる治療法です。
歯といえばモノを食べること、つまり〝咀嚼をするためにあるもの〟というイメージがあるかと思います。しかし、歯は〝呼吸〟をするためにとても重要な役割を担っているのです。
■カリエス、知覚過敏、しっかり歯磨き、メンテナンスをしているのに歯の動揺が止まらず抜けていく現状・・・なぜ?
近年、様々な歯科疾患や全身症状の原因が、〝睡眠中の咬合〟にあるということが少しずつわかってきました。
食事の時間も含めて、昼間に歯を接触させている時間は24時間中たったの1時間程度で、その咬合力は60㎏前後。
しかし、寝ている時の咬合力は無意識で、瞬間的に200キロ前後に及ぶこともあるという研究報告も出ています。
なぜこんなところにカリエスが?
なぜ同じところばかりが歯周病に?
同じだけ磨いているはずなのに、なぜこんなことが起こるのでしょうか?
これらの原因はすべて、『睡眠時の咬合』に原因があります。
夜寝ている時、無意識の瞬間。そこに莫大な力の影響があるからです。
JSC療法は睡眠時の噛み合わせに着目し、呼吸を守り、力のコントロールをすることで、
歯科疾患にとどまらず頭蓋骨や頸椎の歪み、全身の不定愁訴にアプローチしていきます。